第七回一葉さくら祭り

第8回一葉さくら祭り

江戸吉原 おいらん道中 解説

おいらん道中 行列の紹介/配役

江戸吉原おいらん道中
江戸吉原おいらん道中

OIRAN

oiran, courtesan of colorful feudalistic days, entertained guests donning gorgeous gold-dusted kimono.

Although she does not exist today, how she entertained guests more than a century ago will be reproduced on the stage in a from show.

   太夫(たゆう)[藤浪太夫]

初代藤浪太夫
初代藤浪太夫

三枚歯の高下駄を履き、独特の外八文字の歩き方を披露します。(京都では内八文字)かつら・衣装等合わせると30kgにも及ぶ重量のものを身につけるため、美貌だけでなく、精神力や忍耐強さ、足腰の強さ等体力面も要求されます。(出演者・配役等は変わる場合がございます。)

   禿(かむろ)

 

将来の「おいらん(太夫)」の候補生として、「おいらん」や「新造」の身の周りの雑用や行儀作法の見習いをする少女のことで、たばこ盆とキセル入れを抱えています。

 

 


  振袖新造(ふりそでしんぞう)

「かむろ」から成長し、独り立ちする前の

おいらん付の見習のことです。

おいらん(太夫)の身の回りの世話などをします。「振袖新造になるものは格の高い花魁になる将来が約束されたものである。」と言われています。

 

 

  番頭新造(ばんとうしんぞう)


全てを取り仕切り、マネージャー的な役割を担うのが番頭新造です。

かむろ・振袖新造のお姉さん的な役割です。

他の新造と衣装も違い、振袖新造の一番後ろに付きます。

(歌舞伎などでは、[羽衣新造 はごろもしんぞう] とも呼びます。)

 

 


  手古舞・おんな木遣り(てこまい おんなきやり)


 

「江戸中期頃、芸者が山車を先導するため、男性風の扮装で登場したのが始まり。」と言われています。

 

持ち物は、右手に金棒(上に鉄製の輪が4~6個付く鉄製の棒)、左手に自分の名前が書かれた提灯を持ち、本来は木遣りを歌いながら行進する。

 

 

  男衆(おとこしゅう)付き人/役どころ 紹介

金棒引き・露払い

(かなぼうひき・つゆはらい)

行列の先頭を金棒を突き鳴らしながら歩きます。

 

本来金棒引きとは、金棒を突き鳴らしながら夜警をする人を言います。

現在では祭礼などで先導する役でもあります。

 

 

提灯持ち(ちょうちんもち)

 太夫の名前が入った大きな箱提灯を持っています。

 

 

※箱提灯とは

火袋(紙を貼った覆いの部分)を縮めると上下の箱の 中にたたみこまれる構造になっています。16世紀後半安土桃山時代の頃から作られていた箱提灯は、江戸時代に、 主として武家、貴族や吉原のおいらん等が外出の時これを使った他、富裕な町家で は婚礼等の儀式などにこれを用いたと言われています。 

 



肩貸しの男衆

(かたかしのおとこしゅう

おいらん(太夫)が外八文字で歩く際に、無くてはならない存在の男衆です。

側に付いて警護の役割もします。

 

 

傘持の男衆
傘持の男衆

傘持の男衆

(かさもちのおとこしゅう)

 

大きな傘を太夫の後ろから差し掛けています。


2010年度、「第8回一葉さくら祭り」では初めての試みとして、

花魁道中(おいらんどうちゅう)を二組作りました。

「藤浪 太夫」と共に、新しく「象潟 太夫」もお目見えしました。

 


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